2000年
大使館からの依頼により、カンボジアで活動スタート。学校へ行けず、たくさんの子どもたちが働いている現実を目の当たりにする。家族に薬を買うため、ゴミ山で働く子どもも多くいた。
2001年
NPO法人認可。学校調査スタート。炎天下での⻘空授業や⾬⾵もしのげない劣悪な校舎、学校建設事業をスタート。
2002年
カンボジア コンポンチュナン州に第⼀号校舎「トモケオ小学校」完成。
学校建設事業
2003年
制服や文具が買えずに学校に通えない子のために、⼀人当たりノート15冊‧ボールペン8本‧制服上下1着を支給する就学支援事業「ふれあいサポートプラン」スタート。
就学支援事業
2004年
ネパールへの支援調査スタート。
2005年
ネパール バグマチ州「マハンカン小学校」完成。
2006年
朝に給食を提供することで保護者が子を学校に行かせる動機となるため、WFP(国連世界食糧計画)と協同で6,500人の子どもたちに毎日朝給食を提供する事業を開始。
食の支援事業
2006年
子どもが働き手となって学校に行かせられない家庭に対して、子どもを学校に行かせることを条件に毎月10キロのお米を配布する事業をスタート。
食の支援事業
2007年
両親を亡くし、親戚の引き取り手もなく、お寺の軒下などで暮らす孤児たちのための孤児院の建設をスタート。
2008年
定員80名の子どもたちの幸せのためだけに運営する孤児院「夢追う子どもたちの家」が完成‧開園。
孤児院事業
2009年
カンボジア ポーサット州に記念すべき100校目となる「プレイスワイ中学校」完成。
学校建設事業
2009年
内閣府より公益財団法人の認定を受ける。
2010年
働く場を⾒つけられない若者のために、カンボジアコンポンチュナン州に「SAJ Farm」を開園し、農業を通じた就労支援事業をスタート。
就労支援事業‧収益事業
2011年
東日本大震災の4日後から、水‧食糧‧生活必需品を宮城県の被災地にトラック延べ33便で届ける。ガレキ撤去など、ボランティアツアーを開催。東京から0泊3日で72便、延べ2,531名が参加。
2011年
岩手県陸前高田市で、津波で店舗を流された方々に商売再開のきっかけを提供するため「陸前高田市街づくり復興イベント」を開催。112店舗が出店し、⼆日間で延べ17,500人が参加。
2011年
陸前高田市で被災した80人の経営者に経営勉強会を開催。
2011年
ノーベル平和賞を受賞したバングラデシュのムハマド‧ユヌス博⼠とソーシャルビジネスシンポジウムにて会談。バングラデシュ支援の依頼を受ける。
2012年
バングラデシュで中高⼀貫の学校を新たに開校‧運営するための準備スタート。
学校運営事業
2012年
カンボジアのSAJ Farmでレモングラスの生産を開始。カンボジアで唯⼀の有機JAS認定を受ける。レモングラスオイルの蒸留およびオイルを使った⽯鹸等の開発もスタート。
就労支援事業‧収益事業
2013年
バングラデシュ ガジプール県のナラヤンクル村に、中高⼀貫校「Nara yankul Dream Model High School(NDMHS)」を開校(学校運営事業)。校名に“Model”とあるのは、バングラデシュのモデル校として認知され、バングラデシュ全国の教員が視察に訪れるような学校にするという思いが込められている。
学校運営事業
2013年
カンボジア、ネパールに続き、バングラデシュでも学校建設事業をスタート。
2013年
孤児院「夢追う子どもたちの家」から初めての大学生が誕生。スレイノーイが日本の東京大学にあたる王⽴プノンペン大学の日本語学科に合格。学費と生活費のための奨学⾦制度もスタート。
就学支援事業
2014年
バングラデシュ「Nara yankul Dream Model High School (NDMHS)」の新校舎完成。学校建設は記念すべき200校目となる。
学校建設事業
2014年
バングラデシュのハシナ首相とSAJ代表理事が会談。さらなる教育支援の要請を受ける。
2015年
カンボジアのフンセン首相とSAJ代表理事が会談。さらなる教育支援の要請を受ける。
2016年
孤児院「夢追う子どもたちの家」のチョム‧サルーアンがカンボジア最難関校と⾔われる国⽴健康科学大学の医学部に合格。サルーアンは病気で両親を亡くしているため「医者になって多くの人を助ける」という夢の実現に大きく前進した。
就学支援事業
2016年
孤児院を卒園した大学3年生を対象に、日本の様々な施設を訪問して⾃らの夢について考える日本研修をスタート。
2017年
カンボジアの都市部と地方の教育格差をなくす目的で、DVD事業をスタート。首都プノンペンのカリスマ教師の授業をスタジオで録画してDVDにして地方の学校に配布するため、プノンペンにスタジオを建設。
DVD事業
2018年
数学と国語のDVD137本×2セットとともに、個人で学ぶためのポータブルDVDプレイヤー、授業で使うためのプロジェクターとスクリーンを贈呈。
2018年
孤児院「夢追う子どもたちの家」の大学生1号でプノンペン大学日本語学科を卒業したスレイノーイが「カンボジアと日本の懸け橋になりたい」と、SAJの職員となって孤児院で勤務する。
2019年
バングラデシュ「Narayankul Dream Model School &College」に体育館完成。
学校運営事業
2019年
バングラデシュディプ‧モニ教育大⾂が視察に訪れ、ゴミ⼀つない綺麗な学校に驚かれ、バングラデシュでゴミを拾う取り組みの教育省令をだされるようなモデル校になった。
2019年
孤児院「夢追う子どもたちの家」で日本語授業を本格的にスタート。高校を卒業するまでに、全員が日本語検定5級の合格を目指す。日本への留学や日本で働くなど、卒園後の進路選択の幅を広げる。
孤児院事業
2020年
カンボジア スヴァイリエン州で記念すべき300校目となる「ターソウ小学校」の贈呈式が開催。ヘン‧サムリン下院議⻑はじめ、各省庁の大臣や⻑官も出席し、多くのマスコミも取材に訪れた。
学校建設事業
2020年
カンボジアではコロナ禍で失業した家庭が急増したため、ふれあいサポートプランとお米支援の対象家庭を大幅に増やした。
2021年
孤児院の子ども9名が日本語能力試験5級(N5)を初受験。2019年より孤児院で開始した本格的な日本語授業が実を結び、結果として3名が合格。
2022年
2022年4月バングラデシュのNDMSC校舎の増築が完成し5階建ての校舎になった。これにより7学年の生徒全員が学習できる環境が整った。
2022年
孤児院のOB・OG会が初めて開催された。仕事をしている子や大学に通う子、母になった子など、総勢35人のOB・OGが参加し、賑やかで笑顔があふれる会となった。
2023年
2023年1月、SAJがバングラデシュで運営している中高一貫校、ナラヤンクル・ドリーム・モデル・スクール&カレッジ(NDMSC)が開校10周年を迎えました。今では約1500名の生徒のいるモデル校となり、バングラデシュでは「奇跡の学校」と呼ばれるほど有名になりました。10周年式典では約5000名の方々が参加し、複数のテレビ局が取材に訪れ、盛大な式典となりました。
2023年
2023年2月デヴィ夫人がプレイヴェン州に建設してくださったソー中学校の贈呈式にご参列されました。学校は夫人が設立されたアースエイドソサエティからの寄贈であり、デヴィ夫人は地域の子どもたちに励ましの言葉を投げかけてくださいました。