スクール・エイド・ジャパン(SAJ) NPO法人SAJの過去の実績です

2008年3月2日から3月24日までの23日間、カンボジア調査に行った際のスタッフレポートを紹介します。

▼在カンボジア・日本大使館訪問
日本大使館では、中谷純之書記官と平松調査員と面談しました。中谷書記官には、以前申請したSAJ孤児院「夢追う子どもたちの家」開園式に篠原勝弘大使と中谷書記官が出席してくださる回答をいただきました。平松調査員からは、日本NGO連携無償資金協力を申請中のタマム中学校についての質問と、今後の予定をお聞きしました。

▼WFP(国連世界食糧計画)訪問
WFPと契約した、2008年4月から実施予定のポーサット州での給食実施について、コン・カニタ担当官、東山職員と話し合いました。カニタ担当官からは、WFPが資金不足の中で実施するので「インパクトのある有効な支援をSAJに期待している」とのお話がありました。SAJの米倉庫も完成したことと、SAJが給食実施までに行う予定について説明しました。
3月ツアー参加者80名が、SAJが建設したクランサモー小学校(コンポンチュナン州)に朝給食とお米支援を見学に行くことを伝えました。WFPトーマス所長が現地でカンボジアでの給食について説明してくれることになり、21日に実施しました。
その後、WFPの資金不足により、カンボジアでの給食支援・持ち帰り給食等全ての支援が一時凍結となりました(再開時期は不明)。そのため、WFP負担分のお米支援は、SAJで行っています。





▼カンボジア社会福祉省訪問
ニン・ポート長官と面談し「夢追う子どもたちの家」開園式への大臣の出席を要請しました。孤児院が出来たので、社会福祉省とMOU(協定覚書)締結の話し合いを持ちました。また、カンボジア各州の孤児情報を各州社会福祉事務所が調べて連絡してくれることになりました。





▼王室式典局訪問
式典局チエ・ケーン副局長と面談し、孤児院開園式に出席する国王代理の方の名前と式典の舞台・赤絨毯・サイン帳等の準備、設営日程について伺いました。17日から孤児院で設営が始まりました。

▼学校完成検査と贈呈式
07年度後期建設7小学校の完成検査を、工事監督・建設会社社長の立ち会いの元で行いました。年々建設技術が高くなっていることを感じています。
鉄骨の溶接が全てに十分に溶接されており、丈夫になった。屋根瓦がすき間なく並べられ、針金で固定されている。壁のレンガ積み・床コンクリートの打ち方が平らで綺麗になった。ペンキ塗装もむら無く塗れるようになった等です。
ぴったり合わない扉の付け方、開閉できない窓は直すように指導をし、校庭に放置されている廃材、固まったコンクリート等の整理を伝えました。贈呈式前に再度検査することを伝えたところ、再検査時には全て直っていました。
7小学校の贈呈式を、1棟寄付してくださった日本の方々、カンボジア政府大臣や長官、州政府知事等の出席を得て行いました。式の中で、寄付してくださった日本の方々に挨拶をしていただきました。式終了後、校舎の壁に書かれたご希望の校舎名を背景に、子どもたちと記念撮影をしました。







▼支援してくださっている方々(3月ツアー参加者)が現地へ
3月18日〜21日までの4日間、「支援の実態を自分の目で見たい」と80名の方々が、カンボジアでのSAJの活動を見に来られました。日中の気温が40度にもなる中でのハードスケジュールでした。
「夢追う子どもたちの家」開園式と子どもたちとの交流、学校贈呈式への出席、朝給食・ふれあいサポートプラン(奨学金とお米支援)の見学と子どもの家訪問、この国の窮乏の原因とも言える、ポルポト政権の残虐行為を知る拷問場や虐殺場の見学、プノンペン郊外にあるゴミの山で働く子どもたちに会いに行きました。
※開園式や学校贈呈式について、詳しくはコチラをご覧ください。



▼学校建設支援のための新規学校調査
SAJでは、プノンペン市内では学校建設支援をしていません。プノンペンから離れた州で支援しています。そこでもヤシの葉で造った校舎や屋根だけの校舎、老朽化が激しい校舎は、少なくなってきました。
今回新規学校調査をしてきましたが、SAJの建設規格に合う学校は少なくなりました。今回20校の新規調査をしました。どの学校も建設の要望は強いのですが、SAJ学校建設規格で建設できる学校は7校に留まりました。
この7校も再度調査をした後、建設を決めたいと思います。今年度は、新たにコンポントム州にも調査に入る予定です。



▼2008年度学校建設予定数
カンボジア15校、ネパール2校の計17校を予定しています。
前期には、6校の建設契約をしました。
建設するにあたっては、入札制度にしています。カンボジアでSAJの学校建設をしている建設会社は5社あります。建設する学校の説明、設計図を渡し、入札をして決めています。頑丈な校舎を低価格で建てています。
今、困っていることは、カンボジアとネパールでの建設費の値上がりです。
カンボジアでは、
07年3月・5教室の建設費 31,000USドル
07年9月・5教室の建設費 37,000USドル
08年3月・5教室の建設費 51,000USドル  
ネパールでは、
06年11月・6教室(1教室25m2) 260万円
07年11月・6教室(1教室25m2) 330万円
08年度は更に上がるとの連絡が来ています。 
現地の要望に応えるため、寄付を多くいただけるよう努力していきたいと考えています。



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