スクール・エイド・ジャパン(SAJ) NPO法人SAJの過去の実績です


2007年2月26日〜3月17日までの20日間、カンボジアへ調査に行った際のスタッフレポートを紹介します。


▼WFP(国連食料計画)訪問
2006年5月より開始された「朝給食支援」の状況、および今後の計画を話し合うためにWFP(国連食料計画)を訪問しました。WFPカンボジア本部 牛山副所長と日比事務官とは、今後の新たな地域(ポーサット州・バッタンバン州)への支援拡大について話し合いました。
※現在、SAJではコンポンチュナン州にある13校 約6500人へ朝給食支援を実施しています。

▼内務省訪問
現在、SAJでは2008年度に孤児院を開設する計画を進めています。孤児院の運営おいては土地を所有するため、カンボジア土地法で現地NGOの設立が求められています。そこで、SAJでは2006年4月から現地NGOとしてスクール・エイド・ジャパン・カンボジアの設立に向けて準備を進めていました。今回の調査では、NGO設立が認可されたことを受けて内務省に認証書を受け取りに行きました。
認証が下りたことにより、現地NGOが孤児院を運営する上で必要な、土地や建物、車の所有などに掛かる税金に対して優遇を受けられるようになりました。
また、当日お会いした サク・セター次官は、2005年9月より建設を進めているバッタンバン州のトンポー小学校など4つの合同贈呈式に参加してくれる約束をしました。

▼日本大使館
日本大使館では、作田二等書記官と安田調査員にお会いしました。
作田二等書記官からは、日本NGO支援資金協力による学校の建設を申請しているウォッコ小学校の進捗について、日本外務省から認可が下りたこと、また、安田調査員からは、現在カンボジアで運営されている他団体の孤児院の状況や、村人との交流・職員の募集方法などについて話し合いをしました。
▼バンティアイミアンチェイ州での学校建設 開始
2006年10月から学校建設の調査を開始していました。調査の結果、1990年代に国連カンボジア暫定統治機構(UNTAC)が建設した学校が、今も尚きれいに、丁寧に使われていることが確認されました。しかし、子どもの数に対して、教室の数が不足しており、2部授業や学区を越えて近隣の学校に通学する子どもたちが多いことも分かりました。今回の訪問では州教育委員会を訪問し、フレン・サロット教育長との話し合いや調査結果を踏まえ4校の学校建設支援をすることを決めました。
▼支援をしてくださっている方々がカンボジアの現地を視察
3月13日〜15日までの3日間に、「自分の目で、実際の支援状況を見たい」と、総勢28名のSAJを支援してくださっている方々が、カンボジアまで視察に来てくださいました。
今回の視察では、2006年度に「学校建設一棟寄付」によって建設された9校のうち4校の贈呈式や朝給食支援・お米の支援を視察しました。
※詳しくはコチラをご覧ください。
▼バッタンバン州の学校建設
首都から車で7時間かかるバッタンバン州の奥地では、まだ国道の舗装がされていないため、学校建設の資材を運ぶのに非常に手間がかかります。コンポンチャムローン小学校の建設では、道路が雨季には雨でドロドロになり、乾季には道路のデコボコ(トラクターの轍)に車のタイヤがはまるなどの状況により、資材の運搬に難航しています。小学校では、徐々に建設が進む新校舎を見ながら1〜4年生の子どもたちが完成を待ちわびていました。

▼完成した校舎の検査
スクール・エイド・ジャパンでは、学校の建設前に、校舎の状況や子どもの人数、教師の数を確認するため調査を3回実施しています。加えて学校が建設された後には、完成検査を実施しています。完成検査では、校舎の壁に亀裂が入っていないか、屋根瓦がきちんと隙間なく並べられているか、屋根の鉄骨が溶接されているか、瓦と梁が針金でしっかりとむずばれているか、壁の塗り方のムラがないか、扉の開閉はスムーズかなどを検査します。コッホルカー小学校の学校建設では、壁の汚れや扉の錠などに不備があり建設業者にやり直しを依頼しました。
また、校舎の建設過程においては5社の建設業者による入札を実施しています。費用の支払いにおいては、着工時に40%、屋根の棟上時に30%、完成後に25%、建設から6ヶ月後の検査後に5%を支払うルールで行っています。
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