スクール・エイド・ジャパン(SAJ) NPO法人SAJの過去の実績です

2006年5月にカンボジアへ調査に行った際のスタッフレポートを紹介します。

今回の調査では、この新たに始めた「給食支援」「お米の支援」の現場を確認してきました。また、2つの学校で医療検診(治療)を実施することが出来ました。その内容を紹介いたします。

【住田事務局長メッセージ】
ふれあいサポートプランの支援を受けている子どもの家は、貧しさのために1日に1回しか食事が食べられません。
お米を買うために誰もが働いていますが、仕事が無い日はお米を買うことが出来ません。
お米を買えない日は、お腹がすいて授業にも身が入りません。
以前より、先生や学校建設促進委員会・村人から「朝給食を実施して欲しい」と頼まれていました。
1年間の交渉・準備の後、「給食支援」と「お米の支援」がやっと実現しました。
お米の支援は、子どもたちに「1日に2回ご飯を食べさせてあげたい」との渡邉理事長の思いから始めました。
医療検診は、治療代は勿論、州の病院に行くお金さえなく、頭痛に悩まされながらも学校に通っている孤児の子や虫歯・回虫のある子・結核の子の治療を考えている時に、日本青年会議所・医療部会の方と会い実現しました。
子どもたちが健康で毎日学校に来て勉強出来るよう願っています。

▼給食支援、お米の支援を開始
2006年5月より、「給食支援」「お米の支援」をWFP(国際連合世界食糧計画)と協同で開始しました。
「給食支援」は、コンポンチュナン州で設立した15校 6500人の子どもたちに1日1回の朝給食を、「お米の支援」ではふれあいサポートプランを受けている754人の子どもたちに毎月15kgのお米を提供する支援を開始しました。(毎年、WFPの審査を受けて更新となります。支援の最大期間は4年間)

▼出席率向上
給食は、早朝6:30から朝食として行われるため、日が昇るまえに準備が始まる様子を調査してきました。
給食支援が開始されることによって、今まで食事代を稼ぐために学校よりも仕事を優先していた子どもたちの出席率の向上が期待されます。とりわけ、ふれあいサポートプランの支援を受けていた子どもたちは、学校を休む日数が飛躍的に減りました。

▼学校・村と協力した体制で
お米の支援実施方法は、ふれあいサポートプランを行っている12校にSAJがお米を届けます。
校長先生や担当の先生が「支給漏れ」がないかを一人ずつ確認しながら、お米を渡します。
▼食べ物があることの喜び
お米の支援は、ふれあいサポートプランの支援を受けている子ども一人ひとりに毎月支給されます。
毎月、月末に支給することを想定して何度も使える丈夫な袋を製作しました。(1枚11円)
支援を受けた子どもたちは、「食べ物が家にあることは、なんて素晴らしいことだろう」など、たいへん喜んでいました。
▼医療検診(治療)を実施しました。
2006年5月、SAJが設立した「スワイ・サムサップ小学校の生徒380人」「スラッカエル小学校の生徒300人」に日本青年会議所 医療部会の方(OB含む)21名の方の協力のもと、検診・治療(内科・眼科・歯科)を実施しました。
▼歯科検診
歯の検診や、乳歯の治療が行われました。
カンボジアでは医師が少なく、また貧しさにより村の方々は病気にかかってもほとんど医師に見てもらうことが出来ません。日本の医療技術に対する信頼も高く、健康であると診断された子どもたちはたいへん喜んでいました。
▼眼科検診
眼の診断では、視力・眼圧の測定や、眼の病気にかかっていないか検査が行われました。この村では池の水で生活をしているため、眼の病気にかかる子どもが多くいます。視力は、ほどんどの子どもが良好でした。
今回の検診で、症状が重い子どもが2人いました。この子どもたちは首都プノンペンの病院で治療を受けました。
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