School Aid Japan(SAJ)
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■学校調査・建設・贈呈式まで
1.カンボジア州政府、教育委員会、バングラデシュ現地NGOからの校舎建設支援の要請
 School Aid Japan(SAJ)事務局では、現地の教育委員会、郡長等の支援要請を受け、現地との折衝を開始、現地調査3回、支援決定まで現地教育委員会、学校、学校建設委員会との話し合いを重ね、理事会へ報告を行い、支援を決定し、いよいよ支援の実施のための活動が始まります。
現地との協力体制

建て直す前の学校

2.建設校決定への現地調査、校舎建設から完成までの管理、贈呈式への参加
(以下は、カンボジアを例に解説します。)
 要請をうけた支援候補校へSAJが実際に視察に行きます。
 SAJは、必ず学校を建てる候補地に3回は調査に行き、現状を把握します。そして村の学校建設促進委員会の要望をうけ、その要望に沿いつつSAJの判断で学校建設を行っています。
 具体的には、現地の教育委員会や学校建設促進委員会からSAJへ学校建設の要望書が届きます。その後学校調査をします。この調査では、現存する校舎の状態の把握や、そこで勉強する子どもたちの人数や進学状況、教師の人数を確認します。これをもとに、2回目の調査をして、子どもの人数、教師数に誤りがないか確認します。さらに、学校建設促進委員会が建設許可書の発行や、教師・教科書の確保がされることの確認をします。
 3回目の訪問では、校舎の建設決定を村人たちに伝え、実際に建設する教室数、工事用水や、校舎への土入れ、工事人の宿舎、建設資材の盗難対策、工事開始についての話し合いをします。
 このように、ひとつの学校に対し3回の視察をもとに、校舎建設の決定をします。
 建設会社はSAJと契約をしている建設会社から入札により決定して校舎建設の契約を結びます。
 現場での盗難や建設中の事故や災害対策なども話し合い、建設業者だけでなく、村の人々も参加して、安全かつ確実に建設が行われるよう話し合いをすすめます。実際の工事の詳しい流れは「学校のできるまで」をご覧ください。
学校ができるまで
 完成後にはカンボジア政府への校舎贈呈式を行います。カンボジアでは、贈呈式などの式典を丁重に盛大に執り行うのが習慣です。家族全員親戚一同、お寺も含めた村全員でお祝いします。
 SAJ建設第1号校舎トモケオ小学校贈呈式(2002年2月建設)では、子どもたちと村人が日本とカンボジアの旗を振って歓迎してくれました。日中の気温が40℃近くになるにもかかわらず、みんな贈呈式の始まる何時間も前から待っていたのです。村の人たちは「今まで誰も支援してくれなかったこの村に、こんなに立派な校舎を建ててくれました。なにもできないけど、せめて盛大にお迎えして感謝の気持ちを伝えたかった。」と言っていました。
 現地政府や日本大使館からも式典には参加していただいています。
建設校実績
現地スタッフレポート
贈呈式の模様

雨季のカンボジアの風景

村人へ校舎の建設決定を伝える

村人との話し合い

贈呈式の参加


■「ふれあいサポートプラン」についての話し合い
 「ふれあいサポートプラン」の実施にあたっての話し合いは村長、地区長、アチャー(お寺委員会)、学校の先生、SAJで委員会をつくり、話し合いの場をもちます。子どもの選定の基準のひとつとしては、「1日1回しか食事ができない村人の誰もが認める貧しい家の子です。そこでは、村人や受益者間での不公平がおこらないように、またサポートプランの実施規則を徹底させることや支援対象となる子どもの人数決定のために徹底した議論を行います。また、実施の段階では、委員会が選出した家庭をSAJスタッフが1軒ずつ実地調査し、最終的に支援対象者を決めています。その後、制服の採寸や業者への発注、現地への運搬の手配、生徒への配布を先生たちの協力を得て行います。子どもたちの資料(プロフィールや成績表など)づくりや、支援者の方へのお礼状の送付時期などのスケジュール調整も厳密に行います。
「ふれあいサポートプラン」について
ふれあいサポートプランを受ける子どもとその家族

ふれあいサポートプランを受ける子ども

■朝給食・お米支援の実施状況、各家庭へのモニタリング
 お米支援に関しても委員会をつくり、話し合いをして対象児童を決定し、SAJスタッフによる実地調査の結果から最終的に対象児童を決めます。朝給食はWFP(国連世界食糧計画)から食材の提供を受けています。まず、実施対象校にてSAJスタッフがWFPから講師を招き、校長先生、給食担当の先生を集めて説明会を実施します。給食をつくるのに必要な人を雇うことから、炊事場の確保、計量器具や食器の有無、計量方法、食材の保管方法についてなどの説明をします。定期的にSAJ職員が朝給食実施現場を訪問し、正しく実施が行われているかを調査し細かくチェックをして指導を行います。また、朝給食、お米支援を行っている家庭に実際に訪問し、実施状況や問題がないかを聞き取り調査します。定期的に各家庭まで足を運ぶことは大変ですが、実態を調査することで無駄・ムラをなくし、本当に支援が必要な子どものために活動しています。
食の支援について
朝給食・お米支援 モニタリング

朝給食・お米支援 モニタリング

■孤児院の運営
 SAJがカンボジアで運営を行っている「夢追う子どもたちの家」では、現在日本人職員と現地の職員が75人(2013年9月現在)の子どもたちと共に生活しています。孤児院へ入園する子の選出は、まず事務局長が学校調査の際に孤児の情報を集めます。村長、地区長や村人からの情報を元に直接その子どもの家庭へ訪問し、養い親と本人と面接を行います。その家の生活状況や子どもの就学状況、病気などについて聞き取り調査をし、受否を決めます。その後は州立病院にて健康調査をして、問題のある病気がなければ入園を許可します。園には現在小学2年生から高校3年生までの子どもがいます。ここでは高校卒業までが在園の決まりです。日々、職員達が子どもたちへの学習指導や生活指導等を行っています。朝5時に子どもと一緒に職員も起床し園内の掃除、学校への送り出しから、夜子どもたちの就寝時間まで共に過ごします。高校卒業を控える子どもには進路相談や就職先の斡旋などのサポートを行います。子どもたちの将来の為に時には叱り、叱咤激励しつつ、職員全員が子どもたちのために日々試行錯誤し指導を行っています。
孤児院運営について
孤児院職員

孤児院運営 食事

■SAJ Farm
 SAJでは、農作業の機械化、収益の上がる農業を目指して13haの荒地だった土地を開拓し、SAJ Farmをつくりました。ここでは収益の上がる農産物の模索をし、レモングラスがこの土地に適していることがわかり、栽培に注力し始めました。また、カンボジアの雨季である5月から11月の間に米の二期作をしています。日本人職員2人と現地職員が13haの農地を管理・運営しています。収益事業の認定を取得してからはレモングラスの植え付けから刈り取り、乾燥、裁断、袋詰めをしてカンボジア国内の日本企業へ販売して輸出しています。SAJ Farmはカンボジアの若者たちに日本の農業技術と収益の上がる農業を教えるために、農業研修所とすることを目的としています。実習生を受け入れ、1年間指導した後、実習生がSAJ運営の知識と技術を持ち帰り、地域の人々にも広めてもらいたいと考えています。そのためには天候に左右されない米の2期作とレモングラスの増産と出荷が当面の課題です。
就労支援について
収益事業について
SAJ Farm レモングラスの選別中

SAJ Farm 農地の管理・運営

■学校運営
 バングラデシュの中高一貫校では生徒の募集から先生の採用まで行い、テスト問題の作成、授業内容や教育カリキュラムの制定など、バングラデシュの教育モデルとなるべく学校をつくるために、日々試行錯誤しながら活動しています。この学校の運営の為に郁文館夢学園の職員の方々にボランティアで現地に在住していただいています。
学校運営について
バングラデシュ中高一貫校の職員

授業中

 SAJのスタッフの現地での細かい活動が、みなさまからの支援金を無駄なく有効に活かせる基礎となっております。
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