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SAJ事務局が見たカンボジア
2013年3月、首都プノンペンなどの都市部では道路の整備も進み、建物も近代的なものになっています。車、バイク、家電製品など売られており、伝統的な生活様式は徐々に薄れてきています。一方農村部では、ほとんどの家には電気やトイレはなく、トタンやヤシの葉でつくられた、木や竹の家に住んでいます。暑さを和らげるために高床式になっており、また床下の空間は家畜の飼育や休憩場所になっています。
人口の大部分は農村部で暮らし、農業に従事しています。主作物は米で、子どもたちも田植えや稲刈りなどの農作業を手伝っています。
子どもは早朝から、朝食の手伝い、家畜の世話、薪割り・薪拾い、水汲みなど家の手伝をします。家計を助けるため、魚釣り、牛追い、畑仕事などで働くこともあります。子どもが通う学校は、2部授業を行っている場合が多く、授業の時間に合わせて登校します。夕方は夕食の手伝い、年下の兄弟の世話などをします。夕食後は家族と話をしたりして過ごしますが、電気がないため日没後は何も出来ないため眠りにつきます。

カンボジア教育事情
学校不足
カンボジア政府は初等教育を広める方針ですが、長い内戦の結果、学校数の不足・教員の不足で、充分な効果をあげていません。
特に農村部では学校不足のために学校までの距離が長く、さらに、家庭にとって子どもたちが重要な働き手であることなどが障害となって、教育を受けられない子どもたちがたくさんいます。
「学校の環境」は、建物をはじめ、教材、備品などすべてにおいて不足しています。

ヤシの葉校舎
カンボジアで一般的なヤシの葉校舎。嵐がくれば倒壊するような危険性の高い学校がいくつも存在しています。
親の教育への理解不足
家庭では高学年の子どもは、貴重な労働力になります。家事、農作業、兄弟の世話などをしなければならず、学校に行けない子どもたちがたくさんいます。親も日々の生活に追われてしまうため、子どもたちがせっかく学校へ行っても、経済的な理由、また、親の関心、理解の低さもあり、欠席や退学の原因となっています。

農作業をする子どもたち
教員の不足
教員の給与は、平均で月200,000リエル(5,000円)です。プノンペン市内で生活をするには月に800,000リエル(20,000円)は必要なため、教職以外の副業に専念する教員も多数います。そのため、授業がおろそかになることも少なくありません。また、激減した教員の補充では、正式な訓練もないまま採用された人も多く、授業内容は学校によって大きな開きがあります。

授業を受ける子どもたち
授業を受ける子どもたち
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